RICOH IMAGING

星景を撮る!
アストロトレーサー使いこなし術

シリウスが輝くおおいぬ座と八ヶ岳。撮影:斉藤尚敏氏。機材:PENTAX K-70 + smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR + GPS UNIT O-GPS-1 + LEEフィルター ソフトNO.2 / アストロトレーサー使用
天と地が織りなす究極のハーモニー 斉藤尚敏氏

 

PENTAX独自の機能アストロトレーサーは、手ぶれ補正機構SR(シェイクリダクション)とGPSを連動させることによって、天体の動き追尾しながら撮影できます。数十秒という長時間露光でも点像で撮影できるので、肉眼では見えにくい天体でも簡単に写真に収めることができます。撮影までの手順も簡単ですのでご紹介したいと思います。

アストロトレーサー準備手順

1)O-GPS1をカメラに取り付けます。GPSを搭載している機種はGPSボタンを押してGPSをONにします。

2)撮影メニューからGPSを選びアストロトレーサーをONにします。

3)撮影メニューのGPSからキャリブレーションを選んで精密キャリブレーションを行います。GPS搭載モデルでは撮影メニューからアストロトレーサーを選んで精密キャリブレーションを行います。
キャリブレーションの方法はこちらをご参照ください。※詳しくはO-GPS1の取扱説明書をご参照ください。

天体撮影手順

1)カメラを三脚に固定します。

2)ピントはMF(マニュアルフォーカス)に設定。マニュアルで無限遠(∞)付近に合わせます。

3)露出モードはB(バルブ)か、M(マニュアル)に設定してシャッタースピードを数十秒などの長時間に設定します。

4)絞りは開放が基本。周辺が明るくて空が十分に暗く写らない場合などは、開放から1~2段(目盛りひとつかふたつ分)くらい絞ると、周辺の明るさの影響を減らすことができ、より鮮明な写真に仕上げることができます。

5)ISO感度は400~1600くらいを目安に、状況に応じて100~12800くらいの範囲で調節すると良いでしょう。

6)シャッターは、リモコン(レリーズ)かタイマー機能を使ってシャッターを切るのが基本です。

その他1)カスタムイメージはナチュラルを選択しておくと便利です。

その他2)記録モード形式をRAW+にしておくと便利です。色味や露出など、必要に応じてRAW現像を行います。

ピントはマニュアルフォーカスで無限遠(∞)に合わせる

星までの距離は非常に遠く、無限遠と考えて良いので、レンズのピント位置は「無限遠(∞)」付近にして、星の光が最もシャープに小さく写るところにピントを合わせます。ファインダー(液晶モニター)を見ながら合わせていくのですが、何度か試し撮りをしては画像を確認して最適なピント位置を見つけると良いでしょう。

なお、弊社ではO-GPS1について各種FAQをご用意しております。アストロトレーサーに関連する内容も掲載しておりますのでこちらもご参照ください。

ご参考:リンク先は、星空撮影の基本と、PENTAX KPなどに採用されている「USERモード3(U3)」にプリセットされているASTROPHOTOの設定をご紹介した記事「簡単チャレンジ!星空撮影モード」です。こちらもあわせてご参照ください。



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